2017年12月7日木曜日

「記憶」に残る名演

吹奏楽ついでに、自分が過去に聴いた吹奏楽の演奏で一番感銘を受けたものを挙げると、1991年の吹奏楽コンクールで聴いた埼玉栄高校のシュワントナー「そしてどこにも山の姿はない」ですね。

曲はかなり特殊な編成のいわば「現代曲」で、こんな曲をコンクールでやるのもすごいなと思いましたが、圧倒的な緊張感をもった驚愕の演奏でした。

私が聴いたのは県大会(サイタマシティ合併前の浦和市文化センターで)だったので、たぶん全国大会ではもっと完成度が上がっていたのだと思いますが、後にも先にもあのようなすごい演奏は他では聴いたことがありません。おそらくアマチュアの吹奏楽が到達できる究極ではないかと。他の学校と比べると同じ高校生のはずなのに、まるで大人と子供のような違いでした。

全国大会の音源がyoutubeで残っていますね。これです。

一応、神経科学のブログなので神経科学のことを書いておくと、1991年というのはNMDA型グルタミン酸受容体の遺伝子がクローニングされた年です。その頃、私は自分が将来脳の研究者になるとは全く考えておりませんでした。何十年も昔の出来事(いつどこで何を聴いた)をありありと覚えている、というのは長期記憶の中でもいわゆるエピソード記憶の例になりますね。

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