2017年8月23日水曜日

感想戦ーBiomedical Optics Expressのこと

今回、論文が受理されたのはBiomedical Optics Expressという、アメリカの光学の学会であるThe Optical Societyのオープンアクセスジャーナルの一つです。

バイオ系の人にはあまり耳慣れないと思いますが、イメージング業界では結構有名な研究者も投稿していて面白い方法論の論文が出たりします。インパクトファクター的には3を超えるくらいと、一見高くはありませんが、Wikipediaの解説によりますと、”It is considered as one of the top journals in the field of optics.”だそうです。光学関係の雑誌はNature Photonicsが突出していて、あとは似たりよったりというところなのかもしれませんが、「トップジャーナル」かどうかはともかく、分野の中では良い雑誌であることは確かです。

今回の論文は、バイオ系のジャーナルやオンラインメガジャーナルではなく、あえて工学系のジャーナルに出そうと思っていました。IF5のメガジャーナルとIF3の専門誌だったら、私だったら後者に通った方が学問的満足度が高いです。今まで馴染みのなかった分野ではありますが、アメリカの学会誌の査読に論文が通ったということで、イメージングに関わる者としてはちょっとだけ自信になりました。

ジャーナルはExpressという名前がついているだけあって速報誌としての側面もあり、2人の査読者からの査読は投稿後3週間で戻ってきました。査読者はおそらく一人は脳のイメージングの専門家、もう一人は光学の専門家という感じでしたが、どちらも真っ当なコメントだという印象でした。速報誌だからなのか、規定ではrevisionを10日以内に返せということだったのですが(そんなムチャな)、追加の実験や解析で結局1カ月以上かかりました。あと、いちいち書きませんが、細かなことでは分野が違うことで多少カルチャーショックを受けることもありましたね。

でも投稿から受理まではちょうど2カ月くらいで、スムーズにいった方ではないでしょうか?査読はバイオ系のジャーナルよりもpickyでないかも。工学系の研究者が、なんで毎年のように論文がでるのか、ちょっとだけわかった気がします。

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